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こだわりの国産ハチミツをリーズナブルに|久留米「にたばる養蜂場」

おいしくてリーズナブルな国産はちみつはいかがですか?

今回はミツバチの飼育からハチミツの販売まで行う「にたばる養蜂場」さんを取材し、養蜂家としてのこだわりなどをお聞きしました。

■希少な国産ハチミツをリーズナブルに提供する養蜂場

「にたばる養蜂場」さんは、ミツバチの飼育からハチミツ採取・販売まで行う養蜂場。

にたばる養蜂場で採れた100%ピュアの国産ハチミツを「made in hAchI(メードインハチ)」というブランド名にて販売しています。

実は国産はちみつのシェア率は低く、日本で売られているはちみつの中で、国産ハチミツはわずか5%ほど。

そんな希少な国産はちみつの中でも、さらに農薬のない環境にこだわって採取した、日本でも数少ないハチミツが「made in hAchI(メードインハチ)」なのです。

さらに驚くべきはその価格。

市場で売られている国産はちみつの半額ほどの値段にて、同商品を提供しているというので驚きです!!

「本物のはちみつを気軽に取って欲しい」との想いで、このようなお手頃価格にしているのだとか。

直販もしている「にたばる養蜂場」さんならではの魅力が詰まったハチミツです!

「本物の国産ハチミツは、外国産のものや水あめが混ざっているものと味が全然違っておいしいんです。」

■国産のハチミツに魅了され、養蜂家に

同養蜂場を営むのは、女性養蜂家の仁田原さん。

もともとハチとは無関係の仕事をしていたそうですが、コロナ禍になり、縁があって養蜂場にてアルバイトを始め、養蜂の奥深さや面白さに触れたそう。

養蜂場で働く中で、養蜂家さんは採れたハチミツは、卸業者にて、産地の様々なものとブレンドされてお客様の手に渡ることがほとんだという事を知り、驚いた過去があります。

「せっかく国産でこだわって採ったおいしいハチミツが、外国産のはちみつやシロップと混ぜられて売られるのはもったいない!!
そのままの国産のおいしいハチミツを皆さんに知って頂きたい。」

そう思い立ち「にたばる養蜂場」さんは始まりました。

ミツバチの飼育だけでも高い技術を要する中、師匠の元で学んだ技術を早急に習得し、さらに自分なりの養蜂をカタチにしていきます。

■徹底した環境づくりで農薬のない国産ハチミツを採取

「にたばる養蜂場」さんの一番のこだわりは、農薬のないおいしいハチミツを提供すること。

そもそもハチミツは、ミツバチが自分たちの食料として、木や植物などの蜜を吸って貯めているもの。ミツバチは、巣からおおよそ2キロ圏内を飛び回り、蜜を集めてくるのです。

ハチは、畑の食物や木々に農薬が撒かれてあるかどうかなど、気にすることなく蜜を吸ってしまうので、農薬のないハチミツを集めるのは難しいもの。

そこで仁田原さんは、ハチの行動範囲に農薬を扱うような場所がない環境作りを徹底し、ハチが農薬を持ってこないようにしているのだそう。

■ハチが蜜を採る蜜源作りから自分で行う

「ハチが農薬を持ってこないような環境」と一言で言っても、良いところには先に先輩養蜂家さんがいるので、場所探しには一苦労。

そこで仁田原さんは、ハチが蜜を採ってくる〝蜜源〟作りから、ご自身で始めたのだとか!!

高齢になり畑作をしなくなった農家さんに声をかけ、管理をする代わりに使わなくなった畑を貸してもらうなどして、場所づくりを進めます。

自らトラクターをかけたり、草刈りしたり、レンゲの種を撒いたりしながら、蜜源を作っていったのだそう。

蜜源を作るところから、すべてご自身で行うなんて、仁田原さんのバイタリティーの高さに驚きます!!

このような努力があってこそ、おいしい「made in hAchI」はできあがるのです。

■「ハチに食べさせてもらっている」ハチや生態系のことも考えた飼育

「〝ハチに食べさせてもらっている〟という気持ちを忘れないようにしている。」

そう話す仁田原さんは、ハチや生態系を大事にした飼育にこだわります。

ハチの住み家であり、ハチミツをためる巣箱は2段構成にし、その2段の間に隔王板を入れて、下の段にいる女王バチが上にあがれないような工夫をしているそう。

こうすることで、女王バチは下の段だけで産卵し、上の段で産卵できないようにするのだとか。

養蜂場の中には、このように分けることはなく、ハチミツを絞る時に、その卵も一緒に絞ってしてしまうのだそう。

「ハチの命を守りたい」という想いで、手間がかかる作業ですが、産卵の場所とハチミツが採れる場所を分別しているそうです。

また、ハチミツも本当は上下の2段とも採れるそうですが、ハチの食料を奪ってはいけないということで、1段しか採らないようにしているのだとか。

3月8日「ミツバチの日」にはお寺でミツバチ供養もするのだそう。

ハチにも感謝の気持ちを忘れず、大事にする素敵な養蜂場でした。

ハチをかわいがる仁田原さん

■買いたい方はインスタDMにて注文|卸先にて購入も

「made in hAchI」を購入したい場合は、「にたばる養蜂場」さんのインスタグラムでのDMにて注文することで郵送していただけるとのこと。気になる方は、チェックしてみてくださいね。

▶「にたばる養蜂場」さんのインスタグラムはこちら

また、下記店舗に卸しており、直接購入することも可能とのことです!

【取り扱い店舗】
・明空工房さん(Instagram:こちら
・舞ひめさん(Instagram:こちら
・LOHAS+R(Instagram:こちら
・よもぎ蒸しサロンLuana808(Instagram:こちら

■自社で信用できるものだけで採れたハチミツを販売したい

今回は、養蜂場の運営とハチミツの販売をする「にたばる養蜂場」さんを取材しました。

今後の夢をお聞きすると、「今後は自社のはちみつをもっと採れるように、蜜源も増やして、自分の信用できるものだけでの販売をしていきたい。」とお話ししてくださいました。

農薬のないおいしい国産はちみつ採りにこだわるだけでなく、ハチや自然のことにも配慮された素敵な養蜂場でした。

こだわりのおいしいハチミツ「made in hAchI」を、ぜひ手に取ってみてください。

■店舗情報

店  名:にたばる養蜂場(made in hAchI)
Instagram:こちら

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