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品評会でも入賞多数。小規模栽培で甘くておいしい八女茶を手がける原田茶園|筑後市

筑後市の原田茶園さんは、先祖代々にわたって八女茶を栽培しているお茶農家です。

小規模栽培によるきめ細かな管理によって、品質の高いおいしい八女茶を作っています。

■日常にお茶を味わうひとときを

原田茶園さんが展開するのは、「茶ノ時」という八女茶専門ブランド。

「忙しい毎日にお茶でホッと一息つく時間をつくってほしい」との思いを込めて、そう名付けたといいます。

大切にしているのは、高級茶である八女茶を身近に感じてもらうことです。

若い世代を中心にお茶離れが進んでおり、家に急須がないというご家庭も増えています。

そのようなご家庭の暮らしにも寄り添いたいと、原田茶園さんでは八女茶のティーバッグも販売しています。

昔ながらの考え方で「手軽なティーバッグは急須に淹れるお茶には敵わない」と思っている方も少なくないそうです。

原田茶園さんは「いいお茶を手軽に」をコンセプトに掲げており、急須で淹れるお茶と遜色ない高品質の茶葉を贅沢にティーバッグにしています。

ティーバッグの八女茶は外部からも高い評価を得ており、「日本茶AWARD2023」では559点のお茶の中から上位20点に与えられる「プラチナ賞」を獲得。

これまでの常識にとらわれない柔軟な発想で、おいしい八女茶をお客様に届けています。

■八女茶のティーバッグやパウダーが人気

人気のティーバッグは、現在8種類のラインナップです。

煎茶、玉露、和紅茶などがあり、水出しでもおいしく飲めます。

一番のおすすめは、「日本茶AWARD2023」のプラチナ賞に輝いた極上煎茶ティーバッグ「麗至 uruwashi」とのこと。

最上質品種である「さえみどり」の茶葉を使っており、渋みは穏やかで濃厚な旨みと甘味が特長のお茶だそうです。

さらに、八女茶100%の無添加微粉末緑茶パウダーも大人気。

溶かしてドリンクにすることはもちろん、美しい緑色だけでなくお茶の風味もしっかりしているのでお菓子やパンづくりに購入されるお客様も多いそうです。

また、ほうじ茶にもこだわりがあるそうです。

ほうじ茶は煎茶を煎ったものですが、葉と茎でそれぞれ焙煎方法が異なるのだとか。

原田茶園さんでは、味わい深い葉の部分を浅煎りにしており、煎茶のような風味もお楽しみいただけるようになっています。

■おいしいお茶の秘訣とは?

おいしいお茶づくりに、とことんこだわり続けている原田茶園さん。

毎年さまざまな品評会に出品しており、数々の上位入賞実績を有しています。

2018年に開催された茶園共進会では、かねてからの念願であった「農林水産大臣賞」に認められたそうです。

おいしさの秘訣は、お茶を育む「土」「水」「光」にこだわっているからだといいます。

有機肥料を中心に、お茶の根に栄養が行き渡るようにこまめに肥料を与えています。

そして、猛暑、干ばつなど過酷な気候でも水不足にならないよう、茶畑にスプリンクラーを備えているそうです。

また、茶摘み前の約10日間は幕で茶畑を覆う「被覆」によって葉に降り注ぐ光量を抑え、旨み・甘みが最高に凝縮したやわらかな若芽の状態で摘み取っています。

手間ひまを惜しまずに茶畑と向き合いたいという思いのもと、管理が行き届く小規模栽培を採用。

きめ細かな管理体制が確立されているため、高品質のおいしい八女茶が出来上がるのです。

「お茶の可能性は広がっています。若い世代の方にも興味を持ってもらえるような商品を考案していければ」と今後の展望を教えてくださいました。

原田茶園さんが手がける八女茶について詳しく知りたい方は、公式オンラインショップをご確認ください♪

▶︎オンラインショップ:こちら

■基本情報

名  称:原田茶園
住  所:福岡県筑後市前津1747
※茶園に販売所はございません。
電話番号:0942-52-7555
Instagram:こちら
オンラインショップ:こちら

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