店内に入ると、思わず「かわいい!」と声をあげてしまうような、精巧なアクセサリー類が並びます。
福岡県の筑後川の近くにある「秋山貴金属装身具店」さんは、ジュエリー制作や貴金属加工を行うお店です。
「One and Only Jewelry」をコンセプトに、「ちょい足し」で気分が上がり、ワクワクできるようなアクセサリーやジュエリーを提供しています。
■彫金と出会い、好きだったアクセサリー・ジュエリーの世界で生きていこうと決意
店名に入っている「装身具」とは、身に着けるもの全般を指します。
最初はカタカナの店名を使用していました。
しかし、とあるワイン店の名前が「葡萄酒店」であるのを見て、「もっとパッと見て読みやすいよう、シンプルな店名にしたい」と考え、伝わりやすい「秋山貴金属装身具店」という名前に変更したそうです。
店主の秋山さんが貴金属に触れるようになったきっかけは、都内の大学を休学していた21歳のころ、「彫金」の先生が近くにいると知り、教わり始めたことでした。
その際、幼少期から服よりも、ワンポイントのおしゃれとなるような、アクセサリーやジュエリーといった小物が好きだったのを思い出したのです。
手作業で無心になれること、難しくてなかなか上手くできないことから、逆に夢中に。のちに大学を辞め、御徒町に本校がある、彫金の専門学校に通い始めます。
そのころから自身でもジュエリーの販売を始め、今では16年ほど。現在の「秋山貴金属装身具店」に改名してからは、8年近く続いています。
29歳のときには、他に掛け持ちしていたアルバイトをすべて退職。同時に、形見のアイテムなどのリフォーム依頼も来るように。
より幅広い依頼を、自信を持って受けられるよう、イギリスの宝石学資格「FGA」を取得しました。
■女性向け、男性向け、和もの、3つのジャンルを展開
「秋山貴金属装身具店」さんでは、「BERIKA(ベリカ)」「Jack Mono-Chrome(ジャックモノクローム)」「tsuboniwa(ツボニワ)」という3つのブランドを扱っています。
BERIKAは主に女性向けで、蝶のペンダントやピアスが人気です。
お花などの、こじんまりとしたかわいらしいモチーフが特徴で、普段使いにもピッタリ。
Jack Mono-Chromeは、男性も買いやすいデザイン。ヤモリモチーフが人気です。
てるてる坊主モチーフの「てる吉」。バイクにつけると交通安全のお守りになると言われる「ガーディアンベル」タイプと、ベーシックタイプがあります。いずれも5サイズ展開です。
tsuboniwaは和ものを扱うブランドで、イチオシは身長1.5cmの七福神「プチ福神」です。
単体でも購入可能で、一番人気は「えびすさん」だとか。
だるまやパンダ、忍者のモチーフも用意しています。
■幅広い出店、地域への密着、どちらも大切に
お客様に喜んでもらえることを一番大切にする秋山さんの夢は、知る人ぞ知る「仙人」のような存在になること。
一方で、日本全国に出店を行うとともに、海外に販路を持つことにもあこがれているそうです。
あなたと、あなたの大好きな人へ。思わず自慢したくなる、楽しくなれるジュエリーやアクセサリーを探しに行ってみてはいかがでしょうか。
公式Instagramでは、制作工程の「裏話」も公開中。
都合により不在の場合もありますので、来店の前には電話やメール、SNSのDMなどで事前予約をおすすめします。
■店舗情報
店名:「秋山貴金属装身具店」
住所: 〒839-1225 福岡県久留米市田主丸町菅原1217
営業時間:12:00~18:00
定休日:不定休