今回訪れたのは、八女市にある「ただのいも」さん。
祈祷院交差点の東側で、焼き芋や芋チップ、芋シェイクなどのユニークな芋メニューを販売している焼き芋専門店です。
■蜜たっぷりでホクホク＆ねっとりのバランスが◎
「ただのいも」さんでは、蜜たっぷりでホクホク＆ねっとりの両方を楽しめる焼き芋を販売しています。
おいしさの秘密は、素材と焼き方の2つにあるといいます。
メインのお芋は、スイートポテトのようになめらかで甘い「紅はるか」。
おいしい芋農家さんを見つけ出し、店主自ら現地に赴いて挨拶し、契約したそうです。
お芋と言えば秋に収穫するイメージがありますが、じつはおいしい焼き芋を楽しめるのは冬から夏にかけて。
それは、お芋の甘みを引き立てるために倉庫や店舗で寝かせておく「熟成」という工程が必要になるからです。
店主によると、お芋は焼くときが一番面白いとのこと。
「ただのいも」さんでは、1年以上かけて焼き方を研究。お芋の品種や熟成具合を見極めて焼くことができるため、蜜がたっぷり溢れ出し、ホクホク＆ねっとりの両方を楽しめる焼き芋に仕上がるそうです。
さらに、夏季限定で「冷焼き芋」も♪
1年間を通してさまざまなお芋を楽しむことができます。
お芋は食物繊維だけでなく、ビタミンCも豊富。
「ただのいも」さんでは、お芋を使ったスイーツも販売しており、女性のお客様を中心に人気を集めています。
▼ただのいもチップス
サクサクでちょっとしたおやつにぴったりなチップス。シンプルな塩味でトッピングも可能です。
▼ただのいもアイスのせ
お芋にアイスを乗せたデザート。お芋と相性抜群の極秘アイスを使っているそうです。
▼ただのいもシェイク
バーテンダーの協力を得て開発した自信作。おいしいと評判で、「ただのいも抹茶シェイク」もご用意しているそうです。
■焼き芋を通じて地域の方々と交流を
お店をオープンしたのは、「焼き芋の魅力を再認識してほしい」という店主の強い思いから。
今のお芋は品種改良が進み、昔よりも甘くておいしいものが増えているそうです。
「お芋というとあまりおいしくないイメージがあったんです。しかし、久しぶりに焼き芋で食べてみると、甘みが強くてねっとりしていてその味わいに感動しました」と店主自身も焼き芋の魅力を再認識した一人でした。
じつはお芋と出会う前は胃腸が弱くて便秘気味だったそうで、7年ほど前からお芋を食事に取り入れるように。月の半分は焼き芋を食べるほどハマっていた時期もあったそうです。
八女市に引っ越してからは、食べるだけでなく焼き方も追究するようになり、地域のみなさんにおいしい焼き芋を振る舞いたいとの思いで「ただのいも」さんを立ち上げました。
店主は医療機関で働きながらお店を運営しており、焼き芋を通じて健康に関する発信もしていけたらと考えているとのこと。
今後はより多くの方にお芋の魅力を伝えるべく、佐賀のカフェでコラボスイーツを出す計画や、冷凍での全国配送などを予定しているそうです。
また、地域のイベントにも出店しており、デザイナーである弟さんが手がけた芋の断面図Tシャツなども販売されています。
ユニークなオリジナルグッズにも、ぜひご注目ください♪
「ただのいも」さんは、こだわりの焼き芋、芋スイーツを食べられる専門店です。
芋好きの方は、ぜひ「ただのいも」さんに足を運んでみてはいかがでしょうか？
営業日時や出店情報はInstagramからご確認いただけます。
▶︎Instagram：こちら
■店舗情報
店 名：ただのいも
住 所：福岡県八女市祈祷院115−6
Googleマップ：こちら
営業日時：不定期（Instagramをご確認ください。）
営業時間：13：00〜17：00ごろ
Instagram：こちら
