店内には雑貨がズラリ。よく見ると、ちょっとシュールな物が大半です。
今回のご紹介は、福岡県みやま市にある「Namakemono.(ナマケモノ)」さん。
アクセサリーやブローチ、バッグなど、「クセが強い」と言われる個性的なハンドメイド雑貨を販売しています。
すべてオーナーさんの手作りで、ハマる人はハマってしまうよう。
その独特な魅力について取材しました。
■ときめき、ひらめきを大切に。自分が良いと思える物を作成・販売
オーナーさんは以前より、久留米市や宮崎県などへ委託販売を行っていました。
2016年11月からは、マルシェなどのイベントへも出店。
コロナ禍でイベントがなくなってしまった際、ご主人からの「お店をやってみたら?」との言葉がきっかけで、開店を決意したのです。
思い切って自宅の前に小屋を作り、2021年10月にオープン。
最初はアクセサリーや携帯ケース、羊毛フェルトから始まり、そのときどきで作りたい物を作り続けています。
「Namakemono.」さんのコンセプトは「ときめきを形に」。
長く続けるためにも、まずはオーナーさん自身がときめく物を作り、楽しむようにしています。
作る際は、ご自身がいろいろな情報に触れる中で生まれる「こんな物を作りたい」という気持ち、インスピレーションを何より大切にしています。
■キーホルダーや人形、体のパーツ付きバッグなど、独特でクセになる商品
「Namakemono.」さんでは他の店舗にはない、ちょっと笑える物が売られています。
特に人気の商品はバッグ。
オーナーさんが「体のパーツ」が好きとのことで、そのようなデザインが多く並びます。
また、すぐに売れてしまうこともあるほどコアなファンがいるのが、「baby(ベビ)ちゃん」のブローチや人形です。
人形は手足に磁石が付いており、好きな場所へくっつけられます。
昔ながらのモール素材でできた人形は、あたたかみがある、懐かしいと手に取ってもらえることが多いそう。
ぶどうやレモン、りんごなど、さまざまなデザインで作られました。
イベント出店時に人気が高いのが、アクセサリー!
最近では染め布花、レース編み、天然石などを素材にすることが多いとのこと。
プレゼントや結婚式、入学式のために買っていく方が見られます。
■ほとんどが、同じデザインのない一点物!まさに一期一会
お客さんはご近所さんはもちろん、遠方からでもInstagramを見て来る方が大半!
佐賀や糸島、中には委託販売先のお店を見て、兵庫や久留米から来る方もいます。
「また◯◯のbabyちゃんを作ってほしい」などと言われることもありますが、まったく同じデザインの物を作成することは難しいのもあり、ほとんどないそうです。
他とかぶることのない、一点物ばかりなのですね。
発送や取り置きにも対応しているため、気になる物があれば、ぜひ早めにInstagramからご連絡ください。
現在はみやま市や筑後市の、近隣のイベントで出店している「Namakemono.」さん。
いずれは蚤(のみ)の市など、遠方の大きなイベントにも参加するのが目標です。
他にも子ども服の販売、インターネット通販と、挑戦したいことがたくさん!
これからもファンを増やしていってほしいですね。
営業日やどんな商品があるのかなど、まずはInstagramを気軽にのぞいてみてくださいね。
■店舗情報
店 名:Namakemono.
住 所:福岡県みやま市瀬高町大廣園1092-6
営業時間:11時~16時30分
定 休 日:不定休
Instagram:こちら