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街の新たな交流スポット!福岡県みやま市のカフェ「haru」

今回お邪魔したのは、福岡県みやま市にある「haru」です。

こちらは昼の営業のほか、木~土曜日はBARになるというアクティブな店。

サンドイッチやドーナツが人気とのことですが、果たしてどんな店主が営んでいるのでしょうか?

瀬高駅前オレンジ色のお店としてスタート

JR瀬高駅から徒歩1分で到着する「haru」。

「この店の前は、みやま市が廃校を利用して作ったチャレンジ施設『ルフランカフェ』に出店していました」

そう語る店主は、元気いっぱいで素敵な笑顔の持ち主。
瀬高の街を盛り上げるべく、瀬高駅前にオープンしました。

そんな「haru」では、「ルフランカフェ」の頃から提供している手作りサンドイッチが人気です。

みやまの特産品を使った「せたかなサンド」

「haru」のサンドイッチは地産地消、みやま市の旬な食材を使いボリューム満点なのが特徴。

具材をたっぷり挟んだサンドイッチが生まれたのは、ご家族の入院がきっかけでした。

「父が、病気の影響で食欲がなくなってしまったんです。食べやすいものをと考えて、毎日サンドイッチを作っていたら『これなら食べられる』と言ってくれました。サンドイッチで全ての栄養が補えるわけではないけれど、何も食べないよりはずっといいと思ったんです」

サンドイッチの中で特に人気なのが、みやま市の特産品である高菜漬けを使った「せたかなサンド」です。

塩麹に漬けじっくりと低温調理した自家製の鶏ハム。

そこへ高菜の油炒めとふわふわの玉子焼きを入れることで、マイルドな味わいに仕上げています。

ドーナツも牛丼も!気分に合わせて楽しめる

「haru」といえば、ドーナツや牛丼も評判のメニュー。

揚げたてサクサクのドーナツは、ふわふわモチモチ食感。

米油で揚げているため、「食べごたえ十分なのに何個でも食べられる!」と評判です。

「ドーナツが大好きな人がいて、おいしいドーナツを作ろうと研究を重ねて作り上げました」と、店主は語ります。

一方、味がよく染みているのにさっぱり食べられる牛丼も自慢の一品。

月曜日は「ルフランカフェ」で営業していて、カレーも提供。
いろんなスパイスを使っていて、タイカレーから欧風カレーまで、世界を旅しているような気分を味わえるカレーが楽しめます。

カレーは「ルフランカフェ」のほか「haru」のバータイムでも食べることができ、牛丼とカレーの合掛けも用意しています。

一日の疲れを癒すひととき

木~土曜日限定でオープンするバータイムは、仕事帰りの人たちが立ち寄る憩いの場。

リーズナブルな価格も魅力で、一杯350円から飲めるお酒も多いのだそう。

店主一押しのドリンクは、カレーにも使っているスパイスを漬けた「スパイスハイボール」。

ウイスキーにクミンやカルダモンなどを漬け込んで作るので、気分に合わせて楽しむことができます。

おつまみも豊富で「食べたいものを言っていただければ、その日の食材を使って近いものをお作りしています」と、教えてくれました。

みんなが笑顔になれる場所

みやま市の玄関口であるJR瀬高駅は、通勤や通学などで多くの人が行き交っています。

「食事や飲み物、場所を通していろんな人がつながり、笑顔になれる店にしていきたいです」と、店主は語ります。

駅前のロータリーを会場にした、魅力満載のイベントも企画しているそう。

「近隣の地域からも足を運んでもらって、“気軽に行ける街”というイメージを持ってもらいたいです。街全体を巻き込みながら、少しずつ元気で楽しい街にしていけたらうれしいです」

そう語る店主が何より大切にしているのは、地域の人たちとのつながり。

「ルフランカフェ」はもちろん、今の店舗を作るときにも、たくさんの人に協力してもらったと言います。

「一人ではできないことも、皆さんの力を借りることで実現できる。そのことを実感しているからこそ、人とのつながりを大切にしています」

ここから生まれた文化が、いつか、たくさんの人の笑顔につながっていく。

「haru」は、そんなワクワクした未来と、店主の熱い思いが感じられる居心地の良いお店でした。

■店舗情報

店名:haru
住所:福岡県みやま市瀬高町下庄2317-2
Googleマップ:こちら
営業時間:10時~18時(売り切れ次第終了)
     木金土曜は19時~24時のバー営業もあり
定休日:日・月曜
Instagram:こちら

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